TOEIC500点への道

とりあえずTOEIC500点を目指す人の為のブログです。

TOEIC試験(各パート)について(Listening編:Part1)

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リスニング編

TOEIC500点を取るための最小限・最低限の勉強法について説明しています。

今回から具体的なTOEICの問題内容について説明をしていきます。

 

TOEICの試験形式については、以前にざっくりとした説明をしました。

toeic500.hatenablog.jp

 ここでは「Listening、Reading各100問:計200問のテスト」と説明しました。

今回からはListeningセクションの100問について、もう少し細かく説明していきます。

 

Listeningセクションは4つの問題形式に分かれており、その「問題形式」をPartと呼びます。(つまり、Part1、Part2、Part3、Part4の4つの問題形式があるという事です。

以前のエントリーにも記載しましたが、TOEIC公式Webサイトのリンクを貼っておきます。併せてご確認ください。

www.iibc-global.org

 

TOEICの試験が開始されると、日本語で簡単な注意事項などのアナウンスが流れ、Listeningセクションが始まります。(この後のアナウンスは全て英語で流れます。

 

各Partの問題が開始される際に簡単な問題説明(Directionと言います)が流れた後に問題が開始します。(初めて試験を受ける方の中にはこのDirectionと最初の問題の境目が分からず、「いつの間にか試験が開始された!」と焦ってしまう事もあります。)

 

Part1について

「写真描写問題」と言われます。問題冊子の写真を見ながらA~Dの4つの短い英文の音声を聞き、写真の状況に最も適したものを選択します。

(このPartを含め、英語の音声は1度しか流れません

 

問題数:6問

 

問題数が少ない事もあり、このBlogのコンセプトである『TOEIC500点をギリギリ取る』為には、対策や勉強の優先順位としては最も低いPartです。

問題形式に慣れておく事に留めましょう。

 

問題としては下記のような写真が冊子に印刷されており 

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フリー素材をTOEIC試験問題っぽく加工しました

問題としては以下の4択のようなものが流れます。(ここでは日本語で記載します)

 A 女性が部屋を掃除している

 B 女性が噴水のそばを歩いている

 C 女性が落ち葉を熊手で集めている

 D 女性が男性に話しかけている

単語として「熊手で集める(rake)」が分かれば一発で「これだ!」と分かるのですが、あまり一般的な単語ではなく、Part1にしか出て来ない単語でもあるので、こうした単語を頑張って覚えるのも効率が良くありません。

 

この問題の解き方としては、Aは「部屋」の掃除ではないから×、Bは噴水が写真に出ていないので×、Dも男性が写真に出ていないので×、したがってCを正解とする「消去法」で対応する事となります。

 

TOEIC試験中は問題用紙への書き込みは禁止行為とされているので、本当は写真の下などに「××△×」等とメモしたいところですが、それができないところが辛いところです。

 

個人的には「利き手と逆の手の指を使う」方法をお勧めします。

利き手は鉛筆やシャープペンシルを握っていると思いますので、問題開始時に逆の手を軽く握り、親指をA、人差し指をB、中指をCとして「×なら指はそのまま△だったら指を軽く開く」と決めておきます。

上記の問題例だと、Aは×なので親指はそのまま、Bも×なので人差し指もそのまま、Cは×ではないので中指を少し開く…となり、Dが×と分かった時点でCのマークを塗りつぶします。

 

※悩ましい事は、TOEIC500点を取れる英語力でも×と自信が持てない選択肢がいくつも出てくる問題がほとんどなので、複数ある△のなかから勘で選ぶしかなくなる事です。

 

以上、今回はTOEICのListeningセクションの最初のPart1(写真描写問題)について説明ました。 

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